くらしの事件簿④「苦しい…」身近なアイテムでぜんそくケア

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■苦しい気管支ぜんそく

ぜんそく持ちの人やその家族の方にはわかるかもしれませんが、ぜんそくの発作は大変なものです。
普通に息をすることが不自由になり苦しいだけでなく、場合によっては息ができず命を落とすこともあるたいへん危険な病気です。

空気の冷たい季節には気道が刺激されるなどの理由から、ふだん発作が出ずに落ちついている人でもいきなり苦しくなったりすることがあります。

■ふだんの治療や体質改善は必要だけど…

気管支喘息は、大したことないと思って放置したり、一時的に治療はしても途中でやめたりといった対応をしてはいけない深刻なもの。
甘く見ていると突如死神の鎌をふりかざしてきかねない疾患です。
日本における喘息死の数は、医学が発達した現代でも年間約2000人と決して少なくありません。
統計の数値を加算してしまうような最悪の悲劇を招かないようにするには、適当な自己判断で済ませることなく医師の診察をうけて適切な治療・予防を続けることが必要です。

また、西洋医学に頼るほどの苦しさはまだないという方でも、アレルギー体質を改善することや呼吸器のトラブルをまねくハウスダストを取り除くことは健康な生活のために必要なことです。

とはいえ、日々の忙しさなどいろいろな理由で、なかなか理想通りのことができないという方が多いのも実状ではないでしょうか。

■心理的負担が引き金になることも

ぜんそくを起こす原因には様々なものがありますが、心理的な負担もそのうちのひとつです。
ストレス、と言うとなんとなくライトな感じがしますが、心因性の疾患は気管支喘息や胃潰瘍をはじめとした重篤なものを含み、単に「気の持ちよう」で片づけられるようなものではありません。
もちろん、気の持ちようをうまく変えることができれば心身ともに楽になる部分がありますが、決して無理に「気持ちを変えなきゃ」と気負うことのないようにしましょう。
医学的には深刻な呼吸器疾患である気管支喘息も、正しい知識にもとづいて警戒することは必要ですが、あまりに神経質になりすぎたり心配しすぎたりすると不必要に悪化させるかもしれません。マイペースに体をいたわりメンテナンスすることが大事になってきます。

■身近なアイテムで体をいたわろう

さて、夜中などに急な息苦しさが出てきた、でもまだ軽い、というような場合、薬を使わなくてもそのつらさを軽減できるアイテムがあります。

・ドリンク

身近にある、お茶やコーヒーなどのドリンクには、気管支ぜんそくをやわらげる成分が入っています。

カモミールティー 気管支の炎症をおちつける
ミントティー 清涼感のある風味で呼吸が楽になる
濃いめのお茶 テオフィリンなどの成分が気管支をひろげる
コーヒー カフェインなどの成分が気管支をひろげる
ココア テオブロミンなどの成分が気管支をひろげる

特にコーヒーは効果があるようです。が、カフェインに耐性の低い人や胃の調子が悪い人などは濃いブラックは避けましょう。
また、特にココアを飲んで気管支を楽にしようという場合ですが、甘くするために白砂糖をしっかり入れると栄養バランスが偏りすぎて体によくない可能性があります。
さすがにココアを苦いまま飲むのはないにしても、できるだけお砂糖はひかえめにし、オリゴ糖やてんさい糖など体にやさしいものを加えるのがベターです。

・アロマ

アロマオイルにも、苦しいぜんそくをやわらげてくれるものがいくつもあります。

ミント 呼吸に清涼感を与える
ティーツリー 殺菌、免疫向上
レモングラス 咳の緩和、免疫力向上
ユーカリ 咳、呼吸器の炎症の緩和
マートル 精神安定、咳・痰の緩和
ベルガモット 呼吸器を強くする

アロマオイルの使い方としては、コットンにたらす・お湯にならす・ディフューザーで拡散する・お風呂に入れるなどの方法で嗅ぐのが一般的です。肌につけないようにするのであれば、マスクをしてその外にたらすという方法もあります。
アロマは、ただの匂いだけではなく各種の成分が鼻から呼吸器に入っていきますから、軽度のぜんそくであれば楽になる可能性が見込めます。
薬とはちがい、はたらきには個人差がありますが、手軽にナチュラルなぜんそくケアがしたい方におすすめです。

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