実は知らない暮らしの知識シリーズ⑫ラクラク!作業がはかどるすべり止め手袋の選び方

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「単発で倉庫作業のバイトをしようかな…」
「今度引っ越しするから、作業用の手袋が要るよね、どういうのが良いのかな?」
こんな風に、普段のお仕事や家事とは別の機会に、作業用手袋が必要になることってありますよね。
でもプロじゃないと、ホームセンターをのぞいてみても違いがわからない…
そんなあなたのために、今回は作業にぴったりの手袋の選び方をご紹介していきます。

■軍手にポチポチなどがついている「すべり止め付き手袋」

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一般的なものがこのタイプ。手の甲側は普通の軍手と同じですが、手のひらにたくさんのポチポチやギザギザがついています。
事務作業や仕分けといった作業に用いられ、軍手部分がしっかりしているほど丈夫になります。
肝心のすべり止めの素材には塩化ビニールと天然ゴムがあり、天然ゴム製のもののほうがグリップ効果が高くなります。
せっかくすべり止め付きを買われるのであれば、よりすべりにくい天然ゴムのものがおすすめです。

■手のひら一面にすべり止めが引いてある「手のひらコート」「背抜き」手袋

手のひらに、ポチポチではなく一面にすべり止めがついているのが「背抜き」タイプの手袋です。
軍手タイプのものより少し高価ですが、機能的には値段に見合ったものになります。

構造としては、手のひらにゴム素材を貼りあわせてあるゴム張りタイプと、ゴム部分がコーティングのようになっているディッピングタイプがあります。
違いとしては、ゴム張りは固めで丈夫なので荷運びなどの大ざっぱな作業向き、ディッピングはソフトな使い心地なのでもう少し手先を使う作業に向いているということがあります。

■背抜き手袋の素材の特徴

すべり止めの素材はさまざまで、天然ゴム、ニトリルゴム、塩化ビニール、ウレタンといったものがあります。

<天然ゴム>
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長所
・低温でも硬化しない
・手にフィットし作業がしやすい
・グリップ力が高いのですべり止め硬化は抜群
短所
・油や溶剤などに弱い
・比較的劣化しやすい
向いている用途
・土木、建設、運送など重いものを扱う作業
・農業、園芸、造園など
・グリップ力と耐久性が求められる作業

<ニトリルゴム>
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長所
・油、薬品に強い
・突き刺しに強く丈夫
・グリップ力が高い
・耐熱性が高い(130℃まで)
短所
・低温な環境で硬化しやすい
・素材が硬く柔軟性に欠ける
向いている用途
・機械、自動車、金属加工、部品組立など油を扱う重作業
・土木、建設、運送など重いものを扱う作業
・グリップ力と耐久性が求められる作業

<塩化ビニール>
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長所
・油、摩擦、温度変化に強く劣化しにくい
・臭いが少ない
・安価
短所
・熱に弱い(60℃まで)
・引き裂きに弱い
向いている用途
・荷役、梱包、配送などの運搬作業
・農業、園芸、造園

<ウレタン>
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長所
・溶剤に強い
・摩耗しにくい
・柔軟でフィットしやすい
・軽い
短所
・比較的高価
向いている用途
・組立、検査などの細かい作業
・土木、建設、運送など重いものを扱う作業

以上のような特徴があります。
私たちがすべり止め付き軍手を使用するシーンを考えると、運送関係に人気の高い天然ゴム引きのものが一番適していると言えるでしょう。

■さいごに

今回は、いろいろなタイプのすべり止め手袋をご紹介しました。
「毎日使うもんじゃないし、安くていいや」と思ってはいけません。用途に合った、しっかりしたグリップ力のあるものを買ってこそ意味があります。
使いづらい軍手で間に合わせようとして手間取ったり、あるいは無理をして怪我をしたりしては元も子もありません。
使う機会は少なくても、必要なときにきちんと役に立ってくれる相棒を選んでいただきたいと思います。
近くにホームセンターや作業着のお店などがある方は、お店で実物をさわって選んでみるのもよいですね。

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