健美生活⑨チョコレートの由来と健康効果

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昨日は街でチョコが飛び交うバレンタインデーでしたね!
えっ、飛び交っていなかったって?いえいえ、デパートの売り場やみなさんのオフィスでは飛び交っていたはずです。
チョコをもらった人、あげた人、縁がなかった人など十人十色のドラマが繰り広がったかと思います。
あなたはどんなバレンタインを過ごせましたか?

■魔性の甘味
さて、親愛のあかしとしてやり取りされる問題のブツ、チョコレートですが、皆様ご存じのとおり、これは食べ物です。
食べ物ということは、もらってそのままという訳にはいかず、味わって胃におさめるのが流れですね。
甘いのが苦手な方でもなければ、たいていの人はチョコレートは好きなのではないでしょうか。
甘くておいしいのはいい。だけど砂糖が…脂肪が… 絶対太る… 血圧が…
そんなジレンマを感じながら、昨日もらったチョコに、あるいは今日売れ残った値引きのチョコにかじりついている人がいるはずです。
チョコレート依存症というものがあり、また、英語圏では「チョコレート テンプテーション(誘惑)」といった言い方がありますが、チョコレートはまさに魔性の甘味と言えるのかもしれません。

■王族の飲み物
さて、甘くておいしいジレンマを抱えたチョコレートですが、元はまったく別の、健康のために飲まれる薬のようなものでもありました。
古代の中南米の王族は、すりつぶしたカカオに水や香辛料などを混ぜた「ショコラトル」を薬として飲んでいました。
これが現在のチョコレートの原型になったものです。
しかし、ショコラトルは砂糖を含まない苦い水で、今みなさんが想像するようなチョコとはまったくの別物だったのです。
砂糖とミルクをたっぷり使ったチョコレートは食べ方によっては肥満や高血糖を招きますが、古代のチョコであるショコラトルは、むしろ体によいものとして珍重されたのでした。

■チョコレートの健康成分
さて、チョコをチョコたらしめているもの、それはカカオです。
カカオ豆の胚乳を加工したものをカカオマスと呼びますが、これがチョコレートの茶色のもとになります。
カカオマスには食物繊維やポリフェノールといった成分が含まれ、この割合が多ければ多いほどチョコレートの健康効果が出ます。
リンツや明治製菓をはじめとしたメーカーでは、その効果を売りにした高カカオ分のものが販売されています。
ここでチョコ好きにとってジレンマなのが、おいしさを取るか、健康を取るか、という問題です。
チョコの健康効果を得ようとするなら断然カカオ重視のチョイスになりますが、こういったものは口どけが悪くパキパキとして、苦みが強く、正直なところあまり「おいしい」ものではありません。
口どけ良く甘い夢のような味がするチョコを選ぶと、今度は砂糖やミルクのカロリーが勝ってしまって完全にお菓子や嗜好品の域になってきます。
チョコには健康成分も入っているのは事実ですが、おいしくてしかもヘルシーという「甘い」話はないようです。

■甘い話はないけれど
私たちがおいしいと思っているチョコのあの味は、健康とは関係のないものでした。
あのとろけるまろやかな甘味は、カカオのアイデンティティではなかったのです。
おいしくてヘルシーなんて甘い話はないよね… と落胆されたでしょうか。
けれどもカカオ成分なしでも、チョコには良い効果があります。
甘い味わいはエネルギーを補給し疲れを癒します。その香りは心を楽しくさせます。
そして誰かと一緒にシェアすることで、なごやかなひとときを演出します。
何が体にいいかにとらわれず、笑顔でおいしく食べることこそが健康なのかもしれません。
そんな気持ちを持ちながら、チョコレートを食べてみませんか?

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