くらしの事件簿⑥健康の大敵!ハウスダストの正体と対策

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■ぜんそく持ちさんは要注意

冬はぜんそくの出やすい季節。冷たく乾燥した空気が気道を刺激して、おさまっていたと思った症状がいきなり出てくることがあります。
その誘因にはタバコ、汚染された空気、ウイルス、ストレスなど色々なものがありますが、その中で最も身近なものがハウスダストです。
仕事などを終えて家に帰り休息をとる。そのときにハウスダストが舞っていたら、休息どころか息が苦しくなってしまうかもしれません。
特に寝室のものは大問題。無防備に眠っている間に、空気中や寝具のすき間にあるダストが開いた口や鼻腔から入り込み、息苦しさで中途覚醒してしまうような場合も珍しくありません。

ぜんそくを持っている人は、同様のアレルギー性疾患である鼻炎や目のかゆみを起こす結膜炎なども持っている場合があります。
呼吸が困難になったり咳が出る苦しいぜんそく発作までは出なくても、アレルギー性鼻炎で鼻の通りが悪くなる、鼻水が出る、ちょっと部屋を片付けようとしただけで目のかゆみに襲われる。そういった症状がハウスダストによって引き起こされます。
がんこで辛いアトピー性皮膚炎も、例外ではありません。

■ハウスダストとは一体何なのか

さて、このように私たちの平和な日常をおびやかすハウスダストとは、一体どのようなものなのでしょうか。
英語で言うところの「ダスト」とは、チリやホコリなどの細かい砂塵のことを指します。
そこにハウスがついて、室内のチリやホコリのようなもの、という意味になりますね。
室内は閉じられた空間なので、屋外のように砂ぼこりなどが入り込んでくるわけではありません。
しかし人やペットなどから落ちるフケや垢に、それをエサとするダニなどの微生物とその糞、人が暮らす上で関係の切れない最近や湿度のあるところには出現するカビといった諸々のものが混ざり合い、人にアレルギー反応を起こさせる「ハウスダスト」となるのです。

■日常に潜む危険・ハウスダストを少しでも減らすには

ハウスダストは、人が暮らす住居には必ず発生するものです。ですから対策としてできることは「住居を清潔にする」というシンプルなものになります。
アレルギーがなければ家が少しぐらい散らかって汚くても、大した問題にはなりません。
しかしアレルギー、特にぜんそくのある人が住んでいる場合、発作を誘発して息ができずに苦しむ、最悪命を落とすということもありえます。
汚部屋のせいで死んじゃった、なんてシャレになりませんよね。
ですから少なくとも寝具のまわりは健康管理の一環としてこまめに掃除をしましょう。

掃除をするにあたっては、できるだけ細かいハウスダストを舞い散らせないようにすることが望ましいでしょう。
理想的なのは掃除機ですべて吸い込んでしまうことですが、いつも夜中に帰宅する、掃除機が壊れている、というような場合は粘着式のコロコロクリーナーなどをかけましょう。
目にはよく見えなくても、実際コロコロをかけてみて確認すると小さなゴミがたくさん取れることに驚かれるかもしれません。
また、そこまで車通りがない地域でしたら、寝具などを屋外に天日干しすることも有効です。
太陽光によって殺菌・乾燥させることにより寝具を清潔にすることができるからです。

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