win-winコミュニケーション アサーティブな態度をつくる10のポイント

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人間関係って難しいですよね。
何が難しいか。
どうしてうまくいかないのか。
それは、コミュニケーションをとる中で起こる問題があるからです。
色々思っていることがあるのに相手の顔色を気にして言えない…
かと思えば我慢しきれずに一方的にガーっと押し付けてしまう…
そんな問題は珍しくありません。

■アサーティブな態度がスムーズなやりとりを可能にしてくれる

難しい人間関係を円滑にするためのキーワード、アサーティブ。
assertiveを辞書で引くと
「断定的な」「言い張る」「押しが強く自信満々の」
といった訳が出てきて厚かましい態度のように思えるかもしれませんが、
これは日本人の控えめな姿勢を好む価値観が反映されているだけともいえます。

本当にアサーティブであることは、相手を厚かましく圧倒しズバズバと言っていくことではありません。
自分の思いと考え、「これがしたいんです」「あれが欲しいんです」ということをしっかりと伝える、それも相手を尊重しながら。これがアサーティブな自己表現の姿勢になります。
このスキルを身につけると、すれ違いや衝突を最小限に留めることができるようになります。
また、自分のことを堂々と表現することにより自信を持てるようになり、
仕事場をはじめとしたあらゆる場での関係構築がうまくなるのです。

では、アサーティブな体質に変えていくための具体的なポイントをご紹介していきたいと思います。

1.アサーティブになると心を決める
今までやってきた思考や行動のクセは、なんとなくで変えることは絶対にできません。
「今これから、アサーティブな人間に1ミリずつでも近づいていきます」と心に誓いましょう。
皆に言いふらす必要はありませんが、自分の中で覚悟をしなければ人は変わりません。
自分を押し殺すパッシブでも、相手を圧倒するアグレッシブでもなく、
相手と自分がハッピーになるアサーティブを目指し、練習をはじめましょう。

2.オープンで正直なコミュニケーションを目的にする
アサーティブであることは自分と相手を大切にすることです。
フェアな関係を築きましょう。
自分の気持ちや欲求、意見などを言うときはいつも、人を尊重する気持ちを忘れずに。

3.積極的に聴く
アサーティブな姿勢は話すことだけでなく聞き方にもポイントがあります。
相手が話しているときは自分の意見をはさもうとせず、相手の視点を理解するモードになって聴きましょう。
会話は、自分の思い通りに運ぶためにあるのではなく、お互いが意思を伝え合うためにあるものです。

4.反対に賛成する
ここはアサーティブさに必要なポイントです。
それぞれの視点が違うと違和感を覚えたり理解し合えないと感じることもあります。
しかしそれは片方が正しくてもう片方は間違いということではありません。
自分の主張に感情を入れ込みすぎず、フラットなやりとりを心がけます。

5.罪悪感の罠にはまらない
アサーティブであることは、正直に自分の気持ちや欲求を伝えることです。
そこで罪悪感を持ってしまってはアサーティブさは育っていきません。
大丈夫、あなたは自分の気持ちをちゃんと伝える義務があります。
また、自分の意思を伝える時に、相手を責めるような圧力を加えることも厳禁です。
アサーティブさは自分一人だけで育てるものではなく、相互協力によって効果的に育成されるものだからです。

6.落ち着く
改めて「落ち着け」と言われると何だか変な感じがするかもしれません。
が、コミュニケーションに問題が生じる時やその直前には、人は落ち着きを欠いているものです。
息が浅くなっていませんか?目と目を自然に合わせられますか?穏やかな顔で普通のトーンで話せていますか?
自分がどんな状態でコミュニケーションをとっているのか、意識できるようにしてみましょう。

7.対立したときは建設的になる
人にはそれぞれの意見や立場があります。対立することもあるでしょう。
そんな時、相手や自分を責めそうになるのを上手にかわして建設的に話を進めていきましょう。
対立相手を敵としてではなく友好的にとらえることが必要です。

8.アサーティブな姿勢を練習する
今までと違うことに慣れていくには練習が必要です。
一人なら鏡の前、誰かと一緒ならその人の前でアサーティブな言い方をやってみましょう。
練習をするときは言葉だけでなくボディランゲージも意識します。
言葉を棒読みすることではなく全身で表すのがアサーティブな姿勢です。

9.「私は~」というアイ・メッセージを使う
意見などを伝えるときには自分を主語にした言い方をしましょう。
「あなたって~」「君はいつも~」というふうに相手を主語にすると、詰問調になってしまいがちです。
責められたと感じた側は、もうアサーティブなやりとりの土俵の上にはいなくなってしまいます。
批判する意図がなければ良いわけではありません。
相手の気持ちにしっかり配慮した上で主張するのがアサーティブの鉄則です。

10.続けてみる
アサーティブさを身につけるのは一朝一夕にできることではありません。
面倒に感じる時は一休みして、でも諦めてしまわずにまた続けてみましょう。
うまくいかなくても一休みしても、それは恥ずかしいことではありません。
本当に恥ずかしいのは、アサーティブなんかどうでもいいという気持ち、
自分か相手のどちらかを傷つけるコミュニケーションをそのままにしておいて構わないという気持ちだからです。

いかがでしたか?
現代の複雑な日本文化の中でアサーティブになることは、決して簡単にできることではありません。
男性より女性、社会的立場が上よりも下の人、健全な人よりもトラウマがある人など、とくに力関係の中で弱い立場に置かれがちな人にとって自己主張することは非常に大変なものになります。
また、傍目には健全で社会的な立場がある男性であっても、権力を振りかざさずにスマートにアサーティブであることはなかなかできていないのが現状です。
今までに自分を押し殺してきた人も、今まで自分のペースで人を振り回してきてしまった人も、アサーティブな自己表現で健全な関係性を目指してみましょう。

参考:http://www.betterhealth.vic.gov.au/bhcv2/bhcarticles.nsf/pages/ten_tips_for_being_assertive?Open

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