実は知らない暮らしの知識⑭何者?赤っぽい水あかの正体と落とし方

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日常の生活でよく汚れが見えるところ、そのひとつが水まわりです。
毎日水を流していて、そこまで不衛生にはしていないつもりでも、気になるピンクの水アカが…
淡い色の洗面台や浴槽にこの色つきのヌメリが発生すると気持ちが悪いものですね。
今日は、この赤っぽい水あかの正体を暴き、その対策をご紹介したいと思います。

■ピンクの水あかはいったい何?

さて、水気の多いところに発生しやすい汚れの代表格は、カビ。
住宅のあちこちに生えるカビは黒っぽく、独特の臭いをしていますね。
ではお風呂場の、あの赤っぽいぬめりは、カビなのでしょうか?
それとも、石鹸のカスか何かが残ったものなのでしょうか?
水アカと言うけれど、水にはアカになるようなものが含まれているのか?

実は、この赤い汚れはグラム陰性桿菌という種類のセラチア菌が作り出している可能性があります。
セラチア菌は自然界にはありふれた菌で、特に免疫力が低下している人でもなければ皮膚がそこに触れても病気になることはまずありません。
また、他の説ではロドトルラという酵母が原因だと指摘されてもいます。
こちらは無害ですが、水気の多く温かいところに生えやすく、他の菌にとっても居心地のいいエリアであることを示しています。
それらが、バイオフィルムを形成してあの不快なヌメリを作り出すのです。
大した害はなくても、清潔感がなくなりますし、折角体を清潔にする場所なのに汚れがつくようで嫌ですよね。

■赤ヌメリの落とし方・防ぎ方

このヌメリは広範囲にわたって簡単に発生するので、とてもわずらわしいです。
でも他の汚れに比べれば落とすのは全然難しくありません。
ひたすらスポンジでこすり取ればいいのです。
やれば落ちるからといって長く放置してしまうと、そのうち頑固にこびりついてしまうので、こまめな掃除が理想的です。

このようにしてヌメリのバイオフィルムを取るのは簡単ですが、
目に見えないセラチア菌やロドトルラ酵母がいる限りまたすぐに汚れが発生してしまいます。
これらの微生物を死滅させるには、エタノール、酢、重曹水などが効果的です。
これらは他の場所のお掃除にも使えますので常備しておいても良いですね。
お風呂の洗剤などもありますが、体に直接触れたり蒸気で揮発したりすることを考えると、
ナチュラルなもので落としたほうがよいでしょう。

■効果的な工夫をしよう

ヌメリを掃除することは、ちょっと取り掛かればそれほど大変なことではありません。
大変なのは、汚れの再発生を抑えること。
折角キレイにしたのにまたすぐ汚れてはウンザリしてくるでしょう。

工夫するときに意識するポイントとしては
「微生物の好む環境を作らない」ということです。
綺麗に掃除した後は、20分以上換気して水気や湿気、こもった温度を飛ばしましょう。
水っぽさと生温かさは何よりも微生物の温床になります。

また、目立つ浴槽の面や壁などを意識しがちですが、菌たちは色々なところに残っています。
例えば追いだき口や、ゴム栓、そしてそのチェーンなど。
こういった細かいところは汚れが目立たず洗いにくいのでスルーしがちですが、
ここもしっかり掃除していくことで菌たちの残存率が確実に低下していきます。
余裕のある時にでも取り組んで、一段とすっきりしたバスルームを満喫してみましょう。

参考:http://www.maids.com/blog/6-ways-to-remove-pink-biofilm-for-good-health/

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