めざせ英語マスター④「電話番号教えて」はTeach me your number?

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■動詞「teach」

学校で習った単語の一つ、teach。
「教える」という意味の動詞ですね。
Mrs. Green teaches us English.
(グリーン先生が私達に英語を教えてくれる)
Mr. Watanabe is a math teacher.
(渡部先生は数学の先生だ)
というように身近な表現なので、誰でもすぐ覚えたのではないでしょうか。

■電話番号を交換したい時

さて、teachを覚えた中学生Tomoが外国人Timと知り合いになりました。
初めてのインターナショナルな友達、さっそく電話番号を交換しようと思い、言いました。

Tomo: Please teach me your phone number,
(電話番号を教えて下さい)

Timは変な顔をしながらも、何とか電話番号を交換しました。
Tomoは新しい外国の友達ができてワクワクする一方で、どうして変な顔をされたのかが気になっていました。
さて、どうしてTimは微妙な反応をしたのでしょうか。
発音が悪かったから?いきなり電話番号を聞かれたから?
いいえ、Tomoの言い方がちょっと変だったのです。P
どこが変だったのでしょうか。

■「電話番号を教える」はteachではない

Tomoは学校で習った単語を使い、「電話番号を教えて」という日本語を直訳しました。
きちんと英語で人と話せたことは評価すべきチャレンジです。
けれどもTomoにはもっと勉強が必要です。なぜなら今持っているボキャブラリーでは正しく意図を伝えられないからです。

電話番号を交換したい時に使える単語は「伝える」tellです。
もし

Please tell me your phone number.
(電話番号を教えて下さい)

と言ったら変な顔をされることはなかったでしょう。
他にも「与える」という意味のgiveを使って

Please give me your phone number.
(電話番号を下さい)

と言っても通じました。
もし話の流れでTimが携帯をいじり出したなら、
Please show me your phone number.
(電話番号を見せて下さい)
でもいけたでしょう。

では、Tomoが学校で習ったteachはどういう場合に使うのでしょうか。

■teachは本当に「教える」時に使う

英語でのteachは、本当に何かを「教える」場合にのみ使うことができます。
ここが日本語のニュアンスの違いになってくるのですが、
日本語は何でも「教える」と言いますよね。
英語を教える、電話番号を教える。女の子などはよく「教えてよ~」と言います。
けれども、電話番号や「教えてよ~」と言われる話の内容などは、別にいちいち系統立てて専門的に教えているわけではなく、
単にちょっと一言二言伝えるだけの内容ですよね。
そう、teachできるのは、先生などが生徒に対して知識などを系統立てて「教授する」場合になります。

なので、もしPlease teach me your phone numberという言葉を文字通りに受け取ったら、
「あなたの電話番号をご教授下さい」
ということになるのです。
TimにとってTomoは外国人で、まだ英語も習ったばかりなので意図を汲むことができましたが、
もしネイティブ同士だったらギャグにされていたかもしれません。

■まとめ

このケースのように、英語と日本語のニュアンスは大きく違う場合があります。
基本の英会話は中学校のレベルをしっかりマスターできてさえいれば十分可能ではありますが、
使うべき単語のチョイスを間違うと意味がよく伝わらなかったり誤解を招くことさえあります。
色々な使用例に触れて、言いたいことをぴったり表す表現が感覚的に分かるようになりましょう。

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