健美生活⑬あなたは何胚葉?知ってはかどるシェイプアップ

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「どうも太りやすい体質で困っちゃいますよー」
「なかなか食べても太れないタイプなんだよねー」
体型や健康について話していると、こういうことを言ったり聞いたりしますよね。
人の体質は本当にそれぞれで、同じ年齢、性別、職業であっても全く違ったり、違わなかったりします。

太りやすい、太りにくい、というのは個人の体感としてあるのかもしれませんが、実際、科学的にはそういったものはあるのでしょうか?

■キーワードは「胚葉」

人の体質を分類する方法はいくつかありますが、そのうちでも専門的かつ広く知られているものは「胚葉型」です。
聞きなれないものですが、胚葉とは私達が受精卵だった頃にあった部位のことです。
細胞分裂をし始めるとこの胚葉ができ、それぞれを外胚葉・中胚葉・内胚葉といいます。

・外胚葉
この胚葉は、のちに神経・表皮・感覚器といった部分に発達していきます。

・中胚葉
ここは、骨や筋肉、真皮や皮下脂肪といった部分を作っていく胚葉です。

・内胚葉
内胚葉はシンプルで、各種内臓器官へと分化していく部分です。

ヒトの受精卵であればは基本的に誰もがこの3つの胚葉を発達させて胎児の体を形成していきます。
けれども遺伝子などの要素が関係し、個体によってどの胚葉がより発達するかが変わってくることになります。
そしてその発達のしかたによって成人後の体型や体質などもそれぞれになっていくのです。

■それぞれの胚葉型と体型的特徴

・外胚葉型

外胚葉がよく発達した人は、肉付きが少なくヒョロリとした印象を与えます。
甲状腺のはたらきが強いので代謝が早く、痩せやすいタイプです。
女性が憧れるファッションモデルは細身ですらりとしていますが、それは総じてこのタイプだと言えるでしょう。
骨が細く、ヒップも細く、手足が長いので、多くの女性がうらやむ体型ですね。

・中胚葉型

筋骨がたくましく皮膚も丈夫です。
体を動かすのが好きなタイプが多いです。
基礎代謝はあまり高くないですが運動をすれば脂肪が燃えやすいです。

・内胚葉型

代謝が低く、食べたエネルギーを貯めこんでいく体質です。
また、消化能力も高いので、すぐにぽっちゃりとした感じになります。

■バランスのとれた体型を目指すには?

さて、体型からわかる体質の3タイプですが、
「あぁやっぱり太りやすいんだ…」
「肉がつかないからガリガリでもしょうがないよね」
と諦めないで下さい。
確かに体質の要因は大きいですし結果を出すにはすごく努力が必要です。
けれども本当になりたいボディシェイプがあっていつもそのことが気になっているのなら、
頑張ってそれにある程度近づけることは可能なのです。
では、どういった工夫が必要なのかを見ていきましょう。

・外胚葉型

外胚葉型の人の場合、ちょっとカロリーの高いものの食べすぎや運動不足でお腹がたるんでも、
もともと代謝がよいので減量には苦労しません。
むしろ、気がつくと細すぎになってしまいがちなので、バランスよい体型になるにはしっかりと食べることが重要です。
エネルギーをぐんぐん代謝していってしまうので、ジャンクでない脂肪はもちろん、
主食の炭水化物もお肉などのたんぱく質も、胃腸が許すかぎりガッツリめにいきましょう。
特にこの体質の人は骨や関節が比較的きゃしゃなので、体を構成する栄養素をしっかり食べないと危ないことがあります。

・中胚葉型

中胚葉の人は、特に細すぎるとか太りすぎるということがあまりないので、お得なタイプです。
特に男性の場合、すぐにいい体になりやすく体育会系な人が多いので、メリットはあってもデメリットはないようなものです。
とはいえ、同じ人間ですので明らかな運動不足・ハイカロリーな食生活をしていたりすると
全身にまんべんなく脂肪がついてきますから、生活習慣には多少気をつけましょう。

・内胚葉型

内胚葉型の場合、とにかくふくよかになりがちなので、
できるだけジャンクフードやハイカロリーな間食、どか食いなどを意識的に避けることが大事です。
色々なダイエット方法を試みる人がいるかもしれませんが、主食の炭水化物ぬきのダイエットはおすすめできません。
なぜかというと、「炭水化物は太るから」といって抜きにすると、かえって代謝が落ちたりするからです。
ストレスや不規則な生活でのどか食い、早食いなどでもなければ、ごはんは必要な分はきっちり食べていきましょう。

また、嫌にならない程度でたくさん体を動かすことも大事です。
とはいえ、代謝が遅いこの体質の場合、すぐに結果が出るわけではないのでせっかちにならず、楽しく体を動かすようにしましょう。

■自分の体質を受け入れる

女性の場合、マスメディアの発信するモデル体型などがあるので自己の体型認識がそれに左右されたりします。
外胚葉型で十分細いのに「まだ私なんて太ってるし…」と不健康なダイエットをしたり、
中胚葉型で健康な体型なのに「私、固太りでいかついから可愛くないよ…」と密かに思っていたり、
一番ありそうなのが、内胚葉型なだけなのに「男性はぽっちゃりが好きっていうけど私ただのデブだよ、どうしよう…」と自己嫌悪に陥ってしまったり。

確かに、偏りすぎた生活ではボディシェイプは崩れてしまったりします。
けれども、自分なりに生活を工夫したり、密かに頑張ったりしても持ち前の体型のタイプはありますよね。
それはあなたの健康な体型で、恥ずかしいことではありません。

「私は○○ちゃんと比べてみたら外胚葉型みたいだから、あんまり細くなろうとしなくてもいいよね」
「私は昔から内胚葉型だし、ぽっちゃりは安産型で飢餓にも強いからそれをちゃんと理解してる男の人にモテればいいや」

という風に自分の体質を受け入れてみましょう。
自分を受け入れて心が安定している人は異性関係もうまくいきやすいですし、
何より気持ちが安定すればあまりコンプレックスに悩まされることも少なくなります。
ぜひ、ご自分の体質をつかんで上手に日々を暮らしていきましょう!

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