資格百科⑤グローバル人材に必要なTOICとTOEFLってどう違う?

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「グローバル化する社会では英語の資格が不可欠です!」
というような感じで、TOEICや英検などの資格がもてはやされている日本。
近年はめっきり英検の人気度は下がり、もっぱらTOEICスコアがメインの話題になっていますね。

就職や転職に有利だということでコンスタントに受験者が多いTOEICはとても有名ですが、似たような名前のものにTOEFLがあります。
この2つはよく混同されがちですが、どういう違いがあるのでしょうか。
どちらがより目的に合った試験といえるでしょうか。
今回はそれをご紹介したいと思います。

■TOEICとTOEFL

【TOEIC(トーイック)】

・マークシート方式
鉛筆やシャープペンシルを使ってマークシートを埋めていきます。
英検のやり方に慣れた人にはとてもやりやすいでしょう。

・受験時間は2時間

・就職活動向き
何と言っても日本国内での知名度はno.1。
就職や転職に少しでも役立てたいという人に最もおすすめです。

・ビジネスのシーンに最適
日常生活やビジネス上で必要なタイプの英語運用能力を測ることができます。
スペシャリストとしてではなく、ジェネラリストとしてボーダーレスにいきたい人に最適です。

・難易度は低めで一般向け
これほどまでに日本社会でもてはやされており英語力の指標とされているTOEICですが、TOEFLに比べると難易度は低くなります。
とはいえ日本人の英語力は世界的に見てもあまり高くないほうですから、まずはTOEICでの高得点を目指して勉強するのがベターだといえます。
TOEICで基礎的な英語運用力をつけてから、更にステップアップしたい人にはTOEFLをおすすめします。

【TOEFL(トッフル)】

・インターネット受験方式
パソコンを使用して行う試験です。
よくパソコンをさわっている人には受けやすい形式です。

・受験時間は4時間

・海外留学向き
日本国内での就職よりもまず海外留学を目前に考えている人にはTOEFLが必要です。
特に、アメリカの大学に留学しようと考えている場合、まずはTOEFLで高得点を取ることを目指しましょう。
TOEFLスコアは入学時の判定基準になりますし、何より授業内容についていくためには不可欠な内容ばかりだからです。

・アカデミックなシーンに最適
TOEFLの出題内容はアカデミック、つまり海外の大学で行われる授業内容に関係した学問的なものになります。
単なるビジネスの取引ではなく、ある分野のスペシャリストとして海外進出を考えている人にははずせない試験ということです。

・難易度は高く専門的
TOEICに比べ、TOEFLはスコアを取るのが難しい試験です。
ノンネイティブ向けの試験でありながら専門的な内容が出題され、多角的な英語力が問われますので、結果は当然シビアなものになります。
けれども本当に世界で活躍したい、アメリカに留学したいという強いモチベーションがある人にとっては必ず突破すべきポイントでもあります。
目標とする得点を定め、全力で取り掛かりましょう!

■まとめ

このように、TOEICとTOEFLにはタイプの違いだけでなくレベルにも差があります。
漠然と「英語力をはかる試験」と言っても大きく異なることがお分かりいただけたかと思います。
この違いが少しでも理解できた時点で皆さんは、なんとなく「英語ペラペラで凄いね」とか「海外で活躍できたらいいな」と言っている人とは確実に違う認識を持っています。
漠然と英語に対する憧れや海外への夢を持っているだけでは何も始まらず、ただの夢見がちな人で終わってしまいます。
しかし、実際に試験を受けようと動き出し、英語力というものの多様な奥深さ、日本人にとっての英語の難しさといった現実に触れれば触れるほど、実際に前進していきます。

ざっくりとしたイメージを抱いて海外に憧れていることは心地よく楽しく夢のあることで、
自分の語学力のなさといった「厳しい現実」を突きつけられることは辛いことかもしれません。
けれどもその辛さや努力の分だけ、ただの夢だったものが手の届く「目標」そしてそのうち「現実」へと変わっていきます。
実現してみたい夢を目標に、そして現実に変えるためのツールとして、これらの試験を意欲的に活用していきましょう。

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