めざせ英語マスター⑤canとcan’tの微妙なちがい

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英語を話す時に最もよく使われる言葉のひとつがcan/can’tです。

Can you play the guitar?
(ギターが弾けますか?)
No, I can’t.
(弾けません。)

というように、中学生レベルの本当に基礎的な単語ですが、日常のあらゆるところで使われるとても重要なものです。

■文字で書くのは大丈夫でも…

さて、このcan/can’t、このように文字で書いてあれば間違って使われることはほぼありませんが、
これが口頭での発音になると途端に難しくなることがあります。

日本人にとって
canは「キャン」
can’tは「キャント」
ですよね。
そういうふうに習いましたし、そう発音している人がほとんどではないでしょうか。

ところがネイティブの場合、発音は違ってきます。

■ネイティブの話すcan/can’t

日本人が最も親しんでいる、あのカッコいいアメリカ英語の場合、can/can’tの発音はとても聞き分けにくいものになります。

How to Pronounce Can vs. Can’t — American English Accent

この動画で解説されていますが、
アメリカ発音ではcan’tのtの音をほとんど発音しないことが多いので、日本人にとってはcanに聞こえてしまいがちです。

これがイギリス系発音の場合だと

このように

canは「キャン」
can’tは「カーント」
という発音になるので分かりやすいのですが、
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、インドなどの英系発音がメインな国以外では
アメリカ式発音が多く聞き取りずらいでしょう。

■押さえよう!聞き分けのポイント

では、微妙な違いしかないこのアメリカ式can/can’tをどう聞き分ければいいでしょうか。
これはネイティブの間でも難しかったりするようですが、以下のような特徴を意識して聞いていきます。

1.I canは「アイキン/アイケン」のような詰まった感じ、I can’tは「アイケァン」と強調した感じになる
2.can’tの場合、わずかに「キェ―ンッ」というように語尾が詰まる感じ、途切れる感じになる
3.日本人がcanと思いがちな音はcan’tであることが多い

わずかな違いなので、かなり慣れないと聞き分けられないかもしれません。

もしくは、もう発音自体は忘れてしまって文脈などから類推する方法もあります。
多くのネイティブは、この方法をやっていたりします。
他にも、
「canだかcan’tだかはっきりしないけど、残念そうな顔をしてるからきっとcan’tだな」
という風に推測できるケースもありますね。

■自分が話す場合

この発音の微妙さは、聞く時だけでなく話す時にも関係してきます。
日本式の発音をしていると
「それはcan?それともcan’t?」
と聞かれることがあるかもしれません。
その場合は、同じ発音でいくら言っても通じないことがあるので、
“C-A-N-T”というようにスペルで言うか、
もしくは
“I am able to do it”
(私はそれが可能です)
“I can not swim”
(私は泳ぐことができません)
というように、少し変えた言い方をすることによって伝わります。

イギリス系の英語を話す相手であれば、
canなら「キャン」
can’tなら「カーント」
と発音すればいいので簡単ですね。

■発音の壁を乗り越える方法

発音のハードルはなかなか高く、聞くにも話すにもここがネックになることがとても多いです。
特に言語形態が全く異なる日本語話者にとっては難しい要素がたくさんあるはずです。
そういった場合、発音の大変さと格闘するよりも、他の言い方やジェスチャーなどを工夫して伝えることが有効であったりします。

英語では何よりも、伝えようとする意欲が一番求められます。
小さな発音問題でつまずいてしまわずに、あの手この手でコミュニケーションをとっていくことが大切。
めげずにがんばりましょう!

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