くらしの事件簿⑨口内炎を潰したい!潰していい?

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ある時ふと気付く、口の中の違和感。
…歯の当たるところに口内炎が!
食べる時も気になって全然おいしくない!
この邪魔な口内炎、潰したい!潰していい?

■とりあえず潰すのはダメ

ぷくっとイクラのように膨らんだタイプの口内炎。
一度気付いてしまうと、そのゴロゴロとした異物感が不快ですぐ潰してしまいたくなる人もいるでしょう。
実際に潰してなくしてしまう人もいますね。
歯や舌、つまようじや歯ブラシなどで、ギュッ、プチッ…
潰そうと思えば簡単に潰せるものもあります。
いつもそうやって治してるという人も。
でも基本的にそれはNG行為。
確かに異物感はなくなりますが、基本的に口内炎を潰すのはダメな対処法です。

■口内炎を潰すとダメな理由

なぜ邪魔なのに潰してはダメなのでしょうか。
それには2つの理由があります。

まず1つは、潰すことによって口内炎の膜が破れるからです。
できてしまった口内炎は何となく異物のような感じがしますが、実際は口の粘膜が腫れ上がるような形になっています。
つまりそれを破ってしまうと、粘膜に傷ができます。
口の中は実は細菌の巣窟です。
その細菌たちが傷から入り込んでしまうとかえってひどいトラブルを招いてしまう可能性があるのです。

もう1つは、口内炎の中身が口に広がるからです。
口内炎にもいろいろな種類がありますが、
ものによっては中に菌などが溜まっているものもあります。
それを潰して口の中に広がらせたり飲み込んでしまうのは健康上おすすめできません。

■潰しても潰さなくても有効な対処法

とはいっても、やっぱり潰してしまう場合もあるかもしれません。
そして潰さないにしても、早く治したいものですよね。

どちらの場合にも有効な対処法がいくつかあります。

・口内をきれいにする
口内炎のひとつは、雑菌です。
それを適切に取り除くには、歯磨きやうがいなどの口内清掃が必要です。
歯ブラシに当たってうまく磨けない場合でも、マウスウォッシュやイソジン、あるいは濃い目の緑茶などでうがいをしてできるだけ口内をきれいにします。
口内炎を潰そうと思っている時や、潰してしまった後も、うがいによる口内洗浄は有効です。
口内炎がある時に飲み物に迷ったら、緑茶がおすすめです。

・口内炎パッチを使う
薬局に行くと、口内炎用の薬剤がいくつか売られています。
売り場にない場合はカウンター内にあるので店員さんに尋ねましょう。
口内炎のお薬には飲み薬や塗り薬もありますが、パッチもあります。
口内炎の形状にフィットするのであれば、パッチ型のものがおすすめです。
患部に貼り付けて保護・治療しましょう。
破れてしまった口内炎の痕に貼るのも予防になります。

・ビタミンを摂取する
口内炎が起きる原因には免疫力の低下や栄養バランスの偏りなどがあります。
そういった要素を考えた場合、ビタミン摂取が有効であることが分かっています。
中でもビタミンのC、B2、B6の3つが口内炎の治療に効果的ですので、意識的に摂取しましょう。

■口内炎を作らない生活を目指す

口内炎は身近な存在です。
病気、怪我というほど大げさなものではありませんが、確実にストレスを感じさせられる体のトラプルであることには変わりありません。
ちょっとした拍子に発生していつの間にか消えていくものではありますが、ならないに越したことはありませんよね。
口内炎は体の状態を示すひとつのバロメーター。
栄養バランスと口内環境を少し意識して、口内炎にならない生活を目指してみましょう。

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