実は知らない暮らしの知識⑰キノコに生える白いアレって食べられる?

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秋。食欲の季節。
色々な食べ物がおいしいですが、やっぱり秋といえばキノコですね。
キノコは体にやさしくヘルシーな上、
煮る、焼く、蒸す、揚げるなどさまざまな調理法が楽しめる
魅力的な食材です。

そんなキノコですが、時々私たちを悩ませることもあります。

■気になる白いアレは何だろう?

キノコを保存しておくと、「あれっ?」となることがあります。
そう、キノコにカビが生えているんです。
白くてふわっとしていて… カビだから食べない方がいいよね…
そう思って捨ててしまったりしていませんか?
でも、実はこれ、食べても大丈夫なのです。

■キノコは「菌類」

キノコはスーパーなどでは野菜コーナーに売られていますが、分類上は「菌類」になります。
つまり、野菜のように使われるものでありながら全く異なる有機体であり、
むしろ、どちらかというとカビ類の仲間なのです。

キノコは植物のように生長するのではなく、
菌糸という糸状のものが集まって本体を形作っています。
白いふわふわのカビに見える部分は皆さんの知っている有害な「カビ」というよりも、
キノコの一部の菌糸なのです。
ですから食べても全く問題ありません。
今度は捨ててしまわずに料理してあげましょうね。

白いカビは問題がないのですが、
黒、緑色、青といったカビを見つけた場合は要注意。
それはいわゆる有害な「カビ」なので、すぐに捨ててしまって下さい。
また、腐りかけているような場合は水っぽくなり、黒っぽくなり、
そして異臭がするようになるので一目で分かるようになります。

■キノコは洗わないで使うもの?

ところで、皆さんはキノコを料理する時に洗いますか?
それともそのまま調理しますか?
基本的に、キノコは洗わず使います。

元々日本のキノコは衛生的に栽培されているので洗う必要が特にありませんし、
また、洗ってしまうとおいしさが損なわれてしまったりするからです。
キノコは菌糸というものからなっているとご説明しましたが、
水がその繊維の間に入ってしまうと、おいしくなくなってしまうのです。
せっかくですから、おいしく食べたいですよね。

中には、なめこやマッシュルームなど洗ったほうがいいものもありますが、
えのきやエリンギ、まいたけなど大半は洗わずに料理してしまって問題ありません。

白い菌糸が生えて気になるという場合は、濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取れば大丈夫ですし、
本当に軽く水で流せばそれでOKです。

■白い菌糸を生やしたくない場合

食べて大丈夫、取り方も分かった、というところですが、
やっぱり何となくカビっぽいものが生えるのは抵抗があるという人もいますよね。
この菌糸はどういう時に出てくるのでしょうか?

一つは、キノコのパックが開いている時。
もう一つは、温度が変化している時。
こういう条件が揃うと、きのこ側の判断で菌糸を発生させるようになります。

他にも、数日中に使い切らなかったりすると生えていることがあります。
菌糸が気になる場合は、食べない分を冷凍してしまうのが確実です。

キノコの性質はちょっと変わっていて不思議ですが、
知識を持っておいしくつきあっていきましょう。

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