セカイの歩き方⑳長粒米をおいしく自炊するには?

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海外、特に欧米で一定期間生活するという場合、気になるのは食費。
牛丼屋やファーストフードの100円メニュー、そして100均の食べ物や親しんだスーパーの値引きお惣菜…
そんな食生活に慣れ親しんでいた人が海外に行くと、
物価の高さや不便さにショックを受けることも少なくありません。

■日本人にとって切実なコメ問題

さて、バックパッカーやワーキングホリデー、留学などといった、
低予算で生活しようとする日本人にとって切実な問題があります。
それは、日本のコメは高い!ということ。

スーパーなどに行くと、確かにsushi riceなどと言って売られていることはいるのですが、高い。
それに比べて、同じ列に並んでいるアジアンな感じのお米はかなり安いです。
初心者はそれに惹かれて買い、調理して食べ、絶望します。
「まずい…」
味わい深くふっくらとした日本のご飯が恋しくなります。

いくら海外が好きとはいっても、日本人は日本人。
親しんできた味覚と価格とのジレンマに陥ってしまいます。
日々の原動力であるご飯の存在は大きく、
今まで食べていた日本米のありがたさに、失ってみて始めて気づきます。

■炊飯器も恋しい

がっかりするのはコメだけかと思いきや、障壁は他にもあります。
それは炊飯器。
日本では当たり前のように使っていた炊飯器は、
実はすばらしく高性能だったことを知るでしょう。
何しろ、一般的に安価で売られているrice cookerは、
あのハイテクな機械とは異なり泣きたくなるほど単純で粗末な作りだからです。
もちろん探せば東アジア人や日本食店の需要がありますから、
日本式の炊飯器もあることはあります。しかし、高い。

日本では当たり前で命の源とも言えるごはんが、
海外というだけでこんなにも遠い存在になってしまうのです。

■それでも長粒米をおいしく炊くには

さて、それでも前向きに、アジアンライスをおいしく炊いてやろう!というたくましい気持ちをお持ちの方、流石です。
そんなサバイバルなあなたに、いくつかの炊飯方法をお伝えしたいと思います。

・鍋法
思うような炊飯器がない状況でも、ありあわせの鍋を使っておいしいご飯を炊くことができます。
フタのあるお鍋を選びましょう。
1.米1カップ:水1.3カップを用意
2.鍋に水を入れて沸騰させる
3.沸騰した状態に米を入れ、一旦かき混ぜる
4.弱中火で20分程度調理
5.火を止めたらフタはそのままで数分蒸らす
出来上がり

・フライパン法
ご飯は炊飯器か鍋で炊くものというイメージがありますよね。
でも鍋がない!そんな時にはフライパンで炊くこともできるのです。
この場合も、フライパンのサイズにフィットするフタを探しておきましょう。
1.米1カップ:水1カップをフライパンに入れる
2.フタをした状態で弱中火で12分調理
3.火を止めたらそのまま5分蒸らす
4.出来上がり

・超簡単!湯取法
軽量カップがない、水の量に自信がない、という人におすすめなのがこの湯取法。
普通であればご飯に対して水をきっちり測らないと大変なことになりますが、アジアン長粒米の場合そんな心配はナッシング!
えっ、フタがない? もう、大皿か何かで代用しちゃいましょう!
1.鍋たっぷりにお湯を沸騰させる。米に対して多ければ大雑把で良い
2.くっつかないように底から混ぜつつ強めの火で10分弱調理
3.気持ち芯が残っているぐらいで水を捨てる
4.水を切った状態で、弱火で残りの水分を混ぜながら飛ばす
5.鍋にフタをして、ご飯を弱火で5分程度蒸らす
6.出来上がり

とても簡単です。まるでパスタを茹でているような感覚で、すぐに慣れてしまう調理法です。

■結局好みは人それぞれ

さて、炊飯方法をご紹介しましたが、結局のところお米の好みは人それぞれであったりします。
また、買ったお米のパッケージにも色々な調理法が書いてある場合があります。
同じ長粒米でも、微妙に産地や種類の違いがありますし、
調理器具によっても熱の伝わり方などが同じではありません。
まずは表記されている方法に忠実にやってみて、
それから応用として色々なやり方を試してみるのがベストです。
もっとも、お米自体は安いものなので、神経質になりすぎずにトライすることができます。

食の逆境にめげずに、自分のライススタイルを開拓してみましょう!

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