CULTURE SHOCK!①海外での食器の洗い方

7d4f996bb02fa4ad8304345836441dfe_s

海外で生活をすると色々なカルチャーショックに出会うもの。
言葉の壁があってもなくても、日々の中にそれは表れます。
ええっ!?と思うその異文化、あなたは受け入れられますか?それとも…

■毎日の食器をどう洗う?

皆さんは食器をどう洗いますか?
水を含ませたスポンジに洗剤をたらして泡立て、
それで食器をこすって汚れを落とし、
最後に汚れと洗剤を流水ですすいで終わり、ですよね。
もしくは大きなゴミを取り除いてから食器洗い機に入れる。

そんな事わざわざ考える必要ないじゃん、と思うぐらい当たり前なこの洗い方、世界では当たり前でないこともあるんです。

■げげっ!とたまげる食器の洗い方

日本人に人気の高い渡航先であるオーストラリアでのことです。
現地の人の家で食事をしました。おいしいディナーでした。
しばらくすると奥様がキッチンで食器を洗いはじめました。
お皿やボウル、カップについた大きな汚れを専用のブラシと水で軽く流し終わると、
シンクにお湯をため、洗剤をブチューと注ぎ、洗剤水を作りました。
積み上げられた食器類はその中でざざっと洗われた後、
な、なんと、泡がついたままでカゴに並べられていきました。

…えっ?洗剤流さないんですか?えっ、さっきのディナーの皿もそういうあれだったんですか?

嘘だろと思って別の日に他の人が洗っているのを見たところ、
やっぱり洗剤水にドボンした後そのまま引き上げて布巾で拭いたりしていました。
オーマイガー… クレイジーピープル…

■「外国」ってみんなそうなの?

このショッキングな食器洗い術は、外国人一般のものなのでしょうか。
それとも、ごく一部の人達がやっているだけなのでしょうか。
本来なら、きわめて少数の変わり者のしわざだと思いたいところですが、残念ながらそうではない模様…

リサーチによると、この方法をとっているのは「欧米人」だけということが分かりました。
具体的に言えば、オーストラリア・ニュージーランド、ときどきアメリカなどイギリスの流れをくんだ人達、
そしてオランダ、ドイツ、フランスなどのヨーロッパの人達にこういった習慣が見られました。

食器洗浄機も主流なので、それを使用する場合は勿論こうはならないのですが、
手洗いとなると、超節水型の「泡そのまんまメソッド」になることがほとんどです。
一刻も早い食洗機の導入を!と現地のアジア人は思っているかもしれません。

■すすがなくなった文化的背景

さて、どうしてこんなにも「すすがない文化」が広まってしまったのでしょうか。
それは、水にまつわる環境の違いが大きく関わっています。
日本は四方を海に囲まれ、河川が流れ、基本的に水には不自由しません。
また、水道水も基本的に安心して飲める水準にあります。

それに対してヨーロッパでは、ミネラル分の多い硬水が多く、
水で流すと痕が白く残って汚く見えるということがあります。
オーストラリアは水不足が叫ばれている地域が多く、
シャワーも浴びる時間を制限されてしまうほど節水が徹底しています。
他にも、イギリスでは戦時中にお湯が不足していた苦い経験がDNAにしみ付いているのか、
やはり節水しようという本能が受け継がれているようです。

■本人たちはどう思っているのか

さて、この受け入れがたい習慣を見かねて、質問してみました。
「洗剤をすすがないけどどうして?水を節約してるの?」
そうすると回答がありました。

「洗剤なんてもう残ってないよ」
…残ってるじゃないですか、泡として…

「えっ、洗剤って体に悪いの?」
油を落とすんだから良いわけないじゃん…
あなた健康志向なのに知らないんですか…

こんな具合で、そもそも洗剤を流すという発想がないことが判明しました。

ちなみにアジア系の人に話すと、皆
「体に良くないよね」
「うん、私、自分の分は水で流してから使う」
とのこと。

ヨーロピアンとアジアンの間に立ちはだかる洗剤の壁。
現地であなたはどうしますか?

関連記事

今月のイベント一覧

開催イベント一覧

ページ上部へ戻る