知ってるようで知らないお薬④効果的な鎮痛剤の飲み方

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身近な常備薬の一つである鎮痛剤。
痛み止めや熱さましとも呼ばれるこの薬は、
急な頭痛や外傷の痛み、放置した虫歯の痛みや
つらい人は本当につらい女性特有の痛みなどに広く使われるとても便利なものですね。
今回はそんな鎮痛剤について見ていきましょう。

■鎮痛剤の基本的な考え方

さて、体に痛みや熱がある時に鎮痛剤を飲むとつらさが和らぎ大変助かりますね。
ですが、覚えておきたいのは「解熱鎮痛剤は痛みや熱を鎮めるもの」ということ。

痛みや熱といった不快な症状があるのは、何か理由があるから。
その理由、原因にアプローチしていかないと、痛みのもと自体は消えません。
また、あまりにも鎮痛剤に頼らなければならないようなことが多い場合、
何かの疾患なども疑われます。
忙しいから、病院に行きたくないからといって鎮痛剤でごまかしていると、
手遅れになってしまうようなケースもありますので気をつけたいところです。

鎮痛剤は、あくまでその場しのぎと考えて利用しましょう。

■鎮痛剤のいいところ

鎮痛剤はあくまでその場しのぎの化学薬品です。
というと、自然志向の人や本質的なことを考えがちなタイプの人は
「そんなものに頼らないで済ませるようにしよう!」
「製薬会社の陰謀だ!」
というふうに考えてしまうこともあります。
確かに原始時代に錠剤の鎮痛薬はありませんでした。
痛いからといって痛みのせいで死にはしません。
でもそれは極論の話。

私たちの日常生活では、痛みや熱などがあると生活の質が下がり生産性も低下してしまいます。
仕事をしたいのに、熱がある。
忙しくて歯医者に行けないけど、歯痛をどうにかしたい。
せっかくの休日なのに、痛みのせいで楽しめない。
そんな時、鎮痛剤があることでとても助かるのです。

■鎮痛剤を賢く利用する

せっかく鎮痛剤を服用するのであれば、できるだけ賢く利用し効果を最大限にしたいもの。
いくつかの大事なポイントを押さえましょう。

1. コップ一杯以上の水かお湯で飲む
鎮痛剤の効果を最大限に、副作用を最小限にするには十分な量の水で飲むことが必要です。
しっかりと水分を一緒に摂ることで、薬がよく溶けて体に行きわたります。

2. 特定の痛みに対して使う
鎮痛剤は痛み止めとも呼ばれるので、色々な痛みに一気に効いてくれそうな感じもしますが、
実は何の痛みにも効くわけではありません。
パッケージや添付文書にあるような、頭痛、歯痛、筋肉痛、神経痛といった
末梢神経系の痛みに対してのみ使うようにしましょう。

4. 早めに服用する
薬剤には、効果が出るまでの時間がそれぞれあります。
痛くなりそうだと思ったら30分ぐらい前に飲んでおくのが効果的です。

5. 胃に何か入れておく
鎮痛剤は、胃を荒らさないようにできるだけ空腹時を避けて飲むのがベターです。
とはいえ、いつも何か食べられるというわけではありません。
そんな時は、胃壁を保護する効果のある牛乳などを飲むと胃にやさしくなります。

■体にやさしく鎮痛剤を使おう

鎮痛剤は、体の苦痛をやわらげてくれる効果をもっています。
薬剤なので副作用などもありますが、
その特性を理解して上手に利用することによって、
痛みなどで集中できない仕事に集中したり、
体力の消耗やストレスなどを最小限にして
体を休めることができるものです。

本当は薬は飲まないほうが体にやさしいのかもしれませんね。
でも、痛くてつらい状態を無理に我慢せずやわらげてあげることも、体へのやさしさのひとつです。
自分を大切にして、ベストなコンディションで日々を送りましょう。

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