冬は要注意!ハムスターの「偽冬眠」

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ペットの中でも気軽に飼いやすい小動物、それがハムスター。
ジャンガリアン、ゴールデン、ロボロフスキーなど、
色々な色や毛並みの子が選べて楽しいですね。

飼育用のケージと餌、水さえあれば犬のように散歩に連れて行かなくてもよいし、
猫のように室内を飛び回って荒らす心配もないので
限られた住宅事情でも一緒にいられるとてもありがたいコンパニオンアニマルといえます。

■ハムスターの弱点

そんな親しみやすく飼いやすいハムスターですが、犬や猫にはない弱点があります。
まず、体が小さいのでどうしても命が短めになります。
悲しいことですが、心の準備としてほぼ2~3年を考えておくとよいでしょう。

それから忘れてはいけないのが、適した生活温度です。
ハムスターは大体18~26度程度の気温で生活するようにできています。
冬に気温が低下し一定の温度(ゴールデンは10度、ジャンガリアンは5度)以下になると、
ハムスターは偽冬眠を起こして生命力が弱くなってしまいます。

■偽冬眠を防ぐために

可愛いハムスターが冬の偽冬眠で命を落としてしまったらとても悲しいですね。
そうなってしまわないためにできる工夫がいくつかあります。

1. 昼夜の気温差が少ないところにケージを設置する
その性質上、夜に気温が大きく下がるような環境下で偽冬眠は起きやすくなります。
人間も寒暖差が激しいと調子を崩しますが、
とくにハムスターの小さい体にとってそれは致命的になりえます。
できるだけ気温変化のおだやかな場所にケージを置きましょう。

2. 床材をたっぷりと敷く
飼育用のチップを厚めに敷き、
ハムスターがすっぽりと埋もれることができるようにしておきましょう。
人が寒いときに上着を着たり毛布をかぶるように、
ハムスターは寒ければ床材の中にもぐって体温を調節できます。

更にペットショップ等で売っているハムスター用の綿などを入れておくと、
好きなようにちぎって巣箱の中に引きずりこむなどして居心地のよい寝床を作ります。
ハムスターが頑張ってベッドメイキングする姿は可愛らしいですので、
綿を与えてみるのは特におすすめです。

3. 雪国では暖房なども利用する
寒さの厳しい地域などで飼う場合は、とくに注意が必要です。
人間の生活空間を常に暖房で暖めているようなら問題はないのですが、
寒くても暖房費を節約しているような部屋でハムスターを飼うことはリスキーです。
飼育ケージの下にパネルヒーターを置くなどして、十分な温度管理をしてあげましょう。

4. 飼育容器を工夫する
金網でできているケージは空気がよく通るので夏はとても適切な飼育容器になります。
一方、空気が遮断されないので冬は寒くなりハムスターにとっては厳しい環境になります。
この場合、飼育容器を水槽などに変えてみると温度管理がしやすくなります。
ケージしかない、新しいのを買いたくないという場合は
段ボールや発泡スチロールなどを工夫して囲いを作り、
少しでも冬の寒い空気から守ってあげるようにしましょう。

■もし偽冬眠してしまったら

温度管理がうまくできず、偽冬眠してしまった場合にはどうすれば良いでしょうか。
ハムスターは低温下でこの現象を起こすので、
ゆっくり暖めてあげれば冬眠状態を解除してあげることができます。
ただし、偽冬眠によって体力を消耗してしまうので
できるだけ未然に防いでいくのがベストです。

偽冬眠状態から目覚めた状態の子は弱っているので、
滋養のある液状のものを与え手体力の回復をはかりましょう。
また、普段から体力を蓄えておくために、
冬季はカロリーの豊富なエサを与えておくこともハムスターへの思いやりになります。

■ハムスターの命を管理するということ

人間や犬猫と違い、ハムスターはとても小さくか弱く、
ケージの中でしか動き回ることができません。

言葉で訴えることもできないので、
飼い主がきちんとした知識をもってお世話することがとくに必要です。
暑い夏も寒い冬も一緒に生活してくれる大切なパートナーの健康管理を忘れずにしましょう。

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