秋になったら要注意?!うつな気分の原因6つとその対策

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夏が過ぎて冬になる前の季節、秋。日中と夜間の温度差が気になるこの時期は体調だけでなく心の調子も崩してしまいがちになります。
心の調子を崩すと、人は「うつ状態」になります。本当の精神疾患である鬱病とは違い、これは身近に誰にでも起きることです。
今回は、日常にひそむ「うつ気分」の原因をご紹介します。

1.季節の変わり目

季節の変わり目や不安定な気候で寒暖差や気圧の変化などがあると、体の恒常性を保つホメオスタシスが崩れて心身の不調を招くことがあります。
社会人はとかく、甘えるな、がんばれと鞭打たれることが多いですが、無理をしすぎず自分の様子を見ながら過ごすことも立派な自己管理の一環です。気候が不安定な場合は、できるだけおだやかに過ごせるよう工夫してみましょう。

2.禁煙

タバコを吸う習慣は体に悪いと言われていますが、禁煙をすればいいかというと、そうとも言い切れない面があります。
というのは、禁煙することによってうつ様の症状が現れることがあるからです。
タバコはもともと、ドーパミンやセロトニンをはじめとした脳内物質を誘発して気分をほぐしたりイライラをしずめたりする効果を持ちます。
喫煙習慣のある人がいきなりそれを断ったら、心理的にも不安定になるのは自然なことかもしれません。
人間には体の健康も大事ですが、心の健康はそれよりももっと大事です。自分の調子を観察しながら自分のペースで喫煙を調節しましょう。

3.甲状腺の異常

人体には、いろいろなホルモンを分泌する器官があります。
中でも、喉のあたりに位置する甲状腺という部位は、セロトニンを調節する器官になっています。
この甲状腺が正常に働いていない場合、何も辛いことがなくてもうつ状態に陥ることがあります。
甲状腺のトラブルには、指のふるえ、急にやせる、肌の乾燥、だるさ、むくみ、月経不順、首のしこり、昼間の眠気など色々なものがあります。もし、いつも通り規則正しく生活しているのにもかかわらずこのような症状に気が付いた場合は、念のためきちんとした病院で検査するのが安心です。

4.睡眠不足

人間が生きていく上で絶対必要な睡眠。睡眠が不足していると、眠くなったりぼーっとしたりする以外にも変化が出てきます。
例えば特に理由がないのにイライラしたり、悲しくなったり、気持ちのコントロールが効きにくくなっていくことがあります。
食事は抜いても大丈夫な人でも、睡眠はきちんと取りましょう。
睡眠時間は、ショートスリーパーやロングスリーパーといった体質がありますし、質的なこともあるので一概にこれだけ眠ればOK!というものはありませんが、自分の中で規則正しく、十分な睡眠をいつも大切にしてください。

5.ネット中毒

現代はパソコンだけでなくスマホが普及し、FacebookやtwitterといったSNS、LINEなどのメッセージングアプリが毎日利用されていますね。
ネット上の世界で時間を過ごす割合が多い人は、現実から逃避したいという気持ちが強い傾向にあります。
それはそれで自然な心理だといえるのですが、あまりにネット依存症が深まってしまうとリアルでの人間関係が嫌になったり、うつ状態になったりしやすいという研究があります。
SNSも、使い方によっては毎日を楽しく充実させるものになります。けれど「チェックしないと不安」というレベルでいるのは考えもの。
一日の中で時間を決めたり、例えばトイレには持ち込まないなど工夫したり、仲の良い人と会うときぐらいは電源を落としておく、というふうにして依存しすぎないようにするとよいでしょう。

6.住環境

研究によれば、都会に住む人は田舎に住む人よりもうつ状態になる確率が4割ほど増すといいます。物理的には何かと便利な都会暮らしではありますが、それをはるかに上回るストレスや孤独感があるのでしょう。また、ゆったりした環境のほうが性に合っているのに無理をして都会のサイクルに合わせている人にとっても負担は大きくなりますね。
今住んでいる環境で心理的に調子が悪い、つらい、という場合、やはり環境にある程度原因があるはずです。あまりに苦しい、気持ちが晴れないといった場合は気になる地域に引っ越したり、田舎があればそこへ帰ったり、あるいは海外で一定期間過ごしてしまうというのも選択肢として考えてみるとよいでしょう。
生活の場はひとつではありません。ほんとうに自分が活きる場所を考えてみることも大事です。

おわりに

以上、6項目をご紹介しました。
うつ状態には心理的な要素と生理的な要素があります。気の持ちようとか、がんばらないからだとか、そういう根性論でごまかさず、丁寧に対処していきましょう。
人間はそんなに強くも一定でもありません。ときには落ち込んだりイライラしてしまうのも本能的なサイン。思いつめすぎず、つらい症状を緩和できるように色々工夫できるとよいですね。

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