知ってるようで知らないお薬シリーズ②酔い止め

4d4c3523cdccc549d3c499abf163d4a0_s

これで安心!効果的な酔い止めの選び方

車酔いって、つらいですよね~。
酔ってしまう体質の人は、路線バスやタクシーですら気分が悪くなってしまうもの。
薬なしでも乗り切る!車酔いを軽減するための知恵袋を特集しましたが、
そんなに色々考えるのは面倒、やっぱり薬飲まないと不安、気の持ちようでもどうにもならない、という方もいますよね。
ですので今回は、酔い止め薬について見ていきたいと思います。

■車酔いに効く成分はどんなもの?

・鎮うん薬
目まいを抑えるもの。塩酸ジフェニドールなど。

・抗ヒスタミン薬
酔い止めとしては最もポピュラーなタイプの薬剤。平衡感覚を保たせたり、脳から出るヒスタミンという成分を抑えて吐き気をなくしたりします。ジフェンヒドラミン、メクリジン、プロメタジン、クロルフェニラミンなど。プロメタジンは効果が強く、ジフェンヒドラミンは一般的、メクリジンは効きはじめが遅めで効果長持ち、クロルフェニラミンは弱いという特徴があります。

・抗コリン薬
スコポラミンなど。これも酔い止めに使われるもので、副交感神経への伝達を遮断して吐き気をおさえます。

こういったものが主成分となり、ほかには
・胃の感覚をやわらげるアミノ安息香酸エチル
・吐き気やめまいに効ブロムワレリル尿素などの鎮静薬
・副作用を軽くするカフェインやテオフィリン
・気分をすっきりさせるためのメントール
・中枢神経のはたらきを補佐するビタミンB類
といったものが添加され、いろいろな酔い止め薬ができています。

薬局ではなく釣り具店などにも酔い止めが置いてあることがありますが、それは気休め程度のものでありきちんとした薬ではないのでやめておきましょう。

■激しい揺れにはアネロンニスキャップ

さまざまな酔い止めがある中で、最も効果が強く人気があるのがアネロンニスキャップです。これはダイバーや釣り人など、激しく揺れる船に乗らなければいけない人たちの間で絶大な人気があります。また、一日1カプセルという持続性も魅力です。値段は高めになりますが、船に乗られる方などは安く買えるお店を見つけて入手されると安心でしょう。

■陸上の乗り物には好みで選ぶ

では、そこまで激しくない陸上の乗り物には何が効くのか。
口コミは色々ありますが、上で紹介しました基本的な成分が配合されているものであれば基本的には効きます。あとはタイプ(カプセル、錠剤、チュアブル(噛み砕くもの)、ドロップ、ドリンク)や値段、パッケージの印象などでお好みのものを選んでください。
もし、一日のうちで1回きり、数時間しか車に乗らないような場合は持続性タイプでなくとも大丈夫です。

筆者は先日長距離バスでセンパアSを飲みましたが、いつも飲んでいるアネロンニスキャップと遜色なく効きました。成分はメクリジンのみのシンプルなものでしたが十分なものでした。

■子どもには…

お子さんが飲まれる場合ですが、子どもは大人よりも繊細にできています。酔い止めを飲ませても、噛み砕くタイプの味がまずいとか車の臭いが受け付けないとか、あるいは別の理由で体調が悪くなってしまうということもありえます。
もちろん、酔い止めが効果を発揮したり、薬の副作用で眠ってしまって大丈夫なケース、飲んだから大丈夫だという心理的効果は十分期待できますが、もし買った薬が効かなかったとしても不思議はありません。
大事なことは、親御さんが「お薬飲んだから大丈夫だね」と安心させてあげること、そしてもし酔ってしまったとしても大丈夫なようにエチケット袋もこっそり用意し、吐いてしまってもやさしい気持ちでさらりと介抱することです。
「薬は効いているけど具合悪くなっちゃったね、吐いても大丈夫だよ」という感じで接することができれば、酔い止めが効かないという思い込みや車はイヤだというトラウマを軽減することができ、それはとても大切なことです。

■飲み方の注意

説明書にも書いてあることですが、用法と容量を間違わずに飲むことが何よりも大事。私たちは専門家ではないので、素人判断で多く飲んだり書いてあることを破ったりすると大変危険なことが起こりえます。
風邪薬など他のものと重複しないようにしたり、服用中は運転等の作業をしないこと、大人用の薬を半分に割って子どもに飲ませるようなことは避けること。
どれも基本的なことですが、アバウトな人は「このぐらい平気だろう」とやってしまう可能性もあります。気を付けましょう。

それから、「酔ってからでも効く」タイプの薬もありますが、最初から酔わないでいるためには乗車の1時間ほど前にきっちり飲んでおくほうがよいでしょう。飲み忘れがないよう食卓の上に置いて準備をしたりしましょう。一日1錠タイプ以外は、追加で服用できるものもありますが、使用は4時間以上あけるなどの注意点がありますので、守って下さい。

■こんな使い方も

酔い止めは基本的に車や船、飛行機といった移動用の乗り物を利用するときに服用しますが、そうでない場合にも活用することができます。
それは、遊園地!一緒に行った仲間や恋人が絶叫系やくるくる回る系のアトラクションに乗りたがるけど自分は乗れない、無理に乗ったら吐いてしまう、そんな時はつらいですし興ざめですよね。けれども効果のある酔い止めを服用しておけば、揺れなどで気分が悪くなるのを防ぐことができます。
もし飲むのであれば、ふつうの交通手段と違って明らかに激しい動きになりますので船酔いにも効くアネロンニスキャップがよいでしょう。一日中効きますし。

■さいごに

今回は酔い止めについてご紹介してきましたが、薬も万能ではなく体質も人それぞれ違うもの。薬を飲んでいるからといって景気よく食べすぎたり、寝ずに乗車したりといったことがあればコンディションは悪くなり車酔いとは違う原因で気持ちが悪くなる可能性も大いにあります。きちんと体調を整えることを第一にして、薬を服用しましょう。

関連記事

今月のイベント一覧

開催イベント一覧

ページ上部へ戻る