実は知らない暮らしの知識シリーズ⑦本当にあたたかい毛布のかけ方とその理由

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最近、ネットで「正しい毛布のかけ方」が話題になりましたね。
今まで、毛布を体の上に直掛けしてから布団をかけていた人は大きな衝撃を受けたのではないでしょうか。
今日は、本当にあたたかい毛布のかけ方とその理由についてご紹介していきたいと思います。

■羽毛布団の場合 

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羽毛布団を使用している場合、体をあたためるのに効果的な毛布の使い方を順に並べてみました。

× …体の上に毛布をかけ布団をかける
〇 …体の上に布団をかけ毛布をかける
◎ …体の下に毛布をしき布団をかける
◎◎…体の下に毛布をしき布団をかけ、その上にも毛布をかける(かけ毛布は重くないものを)

これが、効果的な羽毛布団と毛布の使い方です。

■なぜこのかけ方がいいのか

体の上に直接毛布をかけた方が明らかに温かそうなのに、どうしてそれはNGなのでしょうか。
それは、「羽毛は体温によってふくらむ」という性質をもつ素材だからです。
羽毛は鳥の毛ですが、鳥の体温によってふくらみ寒さから体を守るという性質が、人間にもあてはまるのです。
その羽毛の特性を利用して暖かく眠るためには、直掛けして体温でふわりとさせるのが本来の羽毛布団の使い方になります。

■他の布団の場合

では羽毛ではない他の布団の場合はどうかというと、布団の状態や質によって多少変わります。
けれども基本的に毛布は「体の下」か「布団の上」が良いようです。両方試してみて良いほうを採用しましょう。
布団の上に毛布をかける場合、重さを感じるようなものは避けましょう。その重みによって布団のふんわりが潰れて保温効果が激減してしまいかねないからです。上への放熱をふせぐためのかけ毛布は、薄めのマイクロファイバー毛布などがよいでしょう。

■毛布を下に敷くのは大正解

毛布は、そのモワモワとした質感に惑わされて、つい体の上にかけたほうが暖かくなりそうな気になってしまうのですが、体の下に敷くほうが本来の威力を発揮してくれます。
冬に眠るとき、気になるのが「布団がめくれて風邪をひかないか」という点。そのため、体に毛布を巻きつけるようにしてから布団をかけたりしますよね。けれども体の上ばかりでなく、体の下からの冷えも忘れてはいけないのです。
寝起きの敷布団をさわると体温がかなり残っているのに気づくと思いますが、あれは背中側からの体温が敷布団に移っているということです。この、体の下への放熱を受け止めてくれるのが「敷き毛布」なのです。
布団の上からカバーするための「かけ毛布」は重いといけませんが、「敷き毛布」は重くても全く関係ありませんので家に重い毛布しかないという方は敷き毛布をまずおすすめします。

■体に直接かけていい毛布

ここまでは、体に直掛けする毛布はNGで直にかけるのは布団であるという展開で来ましたが、中には体に直接かけることが正解なものもあります。それは、「吸湿性が高く、軽量の高級毛布」です。アクリルやマイクロファイバーといった素材には吸湿性がないので直掛けには適しておらず、上からの放熱カバー用に使うのが良いですし、重い毛布は体の下に敷いて下からの放熱キャッチ用に使うのが良いです。けれども良質の、ウール、カシミヤ、シルクといった軽く肌触りのよいものであれば、むしろ体に直掛けするべきものです。
暖かく眠るためには高級寝具は必要ありませんが、より優雅な眠りを得るには、こだわった材質の寝具を利用するのも手段のひとつです。

■まとめ

寝具の素材や季節などによって多少の差はありますが、寒い冬を乗り切るためには毛布を体の上にかけて布団をかけるのではなく、体の下に敷くテクニックが有効になります。
筆者も、この情報を知って半信半疑で敷き毛布+綿布団をしてみたのですが、予想外の暖かさに驚きました。体から床への放熱は本当に大きいです。
皆様もご自愛ください。

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